絵柄が柔らかくてかわいい萌えマンガかと思いきや、「普通ってなんだ?」というテーマと向き合っている正統派なマンガだと思います。

【タイトル】
 先輩はおとこのこ
【著者】
 ぽむ (Pom)
【出版社】
 LINE Digital Frontier・一迅社
【配信・刊行情報】
 1巻 2巻 3巻は2022年7月25日(月)発売予定

おとこのこ 花岡まこと

 花岡まこと、彼が男の娘であることは校内で有名です。しかし、そのことをちゃんと知らない男子生徒が彼を見かけると、「美人」と評価します。つまり完璧な男の娘ということです。
 そして彼の正体を知らない1年女子・蒼井咲ちゃんが告白してきます。相手が女の子でも、狂おしいほど人好きになり、このさき後悔するくらいなら告白しようと勇気を振り絞ったわけです。
 男の娘が学校にいるということは、在校生にとっては有名な話であっても、新入生の1年生で知る者は、ほとんどいないのです。。だから彼は、自分が男であることを、咲ちゃんに告白するのでした。真剣な告白に対しては、真剣に返答するというわけです。

おんなのこ 蒼井咲

 まこと先輩からの告白に動揺することなく、「男の娘!!最っっっ高じゃないですか!!」と鼻血を出しながら喜びます。男バージョンと女バージョンの先輩を楽しめると考え、なんともまぁ、柔軟で、素晴らしい感性で、振られてもアタックを続ける根性も持っています。
 蒼井さんは、いわゆる世の中で普通とされることや、常識であることをぶち壊してくれます。先入観がなく、全ての出来事や発見に対して新鮮な反応をし、自分の体験として吸収していきます。

ふつうであることと向き合うマンガ

 まことくん、お母さんには女の子の格好をしてることを隠しています。自宅と登下校は男の姿をし、学校でのみ女の子の格好をしています。
 1巻では詳細不明ですが、とにかくお母さんにはバレたくないので、お母さんの前では男らしく振舞っています。なので、かわいいものが大好きだけど、家には持ち込まないようにしています。
 でも蒼井さんから持ったハンカチを持って帰ってきてしまったので、とりあえずベットの下に隠しておくことに…。これは絶対にフラグですよね?たぶん中学時代にも何かあったようだし…。
 男の子はこれ、女の子はこれ、性別に見合った普通の持ち物を持つべき…普通って何なんですかね?ピンクでフリフリしたものは女の子のためのもの、確かにそういうイメージはあります。でも、ピンクでフリフリしたものをかわいいと思うのは、女の子も男の子も同じです。かわいいものをかわいいと言うのはおかしくないのに、それを男が持つと変になるって、やっぱりおかしい。ちょっとまだブログ主の中で答えが見つかっていないので、最終巻の感想記事をUPするときまでは「普通ってなんだ?」ということと向き合います。 
 

男の娘というジャンル

 男の娘は、一つのジャンルとして確立していますね。人一倍努力をして、女の子より女の子らしくあろうとしているイメージがあります。そして、どの時代にも男の娘が登場する名作が存在していると思います。

①「バーコードファイター」の有栖川桜
 「わい、男の桜ちゃんが 好きなんや!」というコマは有名ですよね。というより、ブログ主はそれしか知らないです…申し訳ありません。

②「げんしけん 2代目」の波戸賢二郎
 男の娘というより、女装男子ですかね?まぁ男の娘の定義をちゃんと知らないので何とも言えないですが…。波戸くん(ちゃん)は通常時と女装時を使い分けて生活し、変声機なしで女の子の声を出せるのがすごすぎる。見た目、意識、声まで女の子になるなんて…それって男の娘ではなく女の子なのでは?

③「ストップ!!ひばりくん」の大空ひばり
 元祖!!男の娘マンガだと思います。連載リアルタイムのことはわからないですが、男の娘って読者の皆さんはどう捉えていたんですかね?けっこう気になります。

 マンガの中で男の娘を見ることはあっても、ブログ主は現実で会ったことがありません。仮に身の周りに男の娘がいたとして、その子から「男なんだ」と言われたら、どういう反応をして、何を言うべきなのかわからないですね…。
 どういう言葉で相手を傷つけてしまうかわからないですし。でも、性別を知る前後で態度を変えないということは貫きたいです。

2巻も読んだら記事をUPしますので、記事UPまで暇つぶしに色々なマンガ記事を読んでもらえると嬉しいです。

投稿者

しめさば

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)