年内にスラダンのアニメ映画が公開されますし、バスケと3×3バスケは東京五輪の種目でしたので「いまバスケマンガが熱い」です!ということで、バスケマンガを数作読み、第1話にどんなメッセージが込められているか考えます。ちなみにブログ主はバスケ未経験者です。

【タイトル】
 SECOND BREAK!!
【著者】
 稲本智宏 (Tomohiro Inaki)
【出版社】
 講談社
【配信・刊行情報】
 1~3巻
▼第1話の試し読み(マガポケより)

バスケ人生のやり直し

まずは作品説明です。主人公の小嶺くんが高校時代にタイムリープし、バスケ人生をやり直す物語です。

・細田守監督の「時をかける少女」
・山P主演のドラマ「プロポーズ大作戦」
・同じマガジンの「東京リベンジャーズ」
タイムリープする作品の成功実績はありますので、人気を出すための要素としては間違ってはいません。

少年マガジンでの連載だと、1話で若者読者のハートを射抜かなければならないので、タイムリープのようなインパクト要素は必要ですよね。

タイムリープが見所ではない!

過去に行って未来を変えるのはあり得ない!
未練がましい!
やり直せないから人生なんだ!
などとツッコミをされたら反論しにくいですが、タイムリープは物語を始めるきっかけでしかありません。
作品内でタイムリープをしていても、これはバスケマンガなのです。

作品のメッセージはたぶんこんな感じ

・データに基づいた科学的な視点でスポーツをする

・常識を鵜呑みにせずに疑え

もちろんバスケに限らず、全てのスポーツ、あるいは読者の人生に向けたメッセージだとも思っています。
情報を集め、情報から傾向を見出し、最も効果的な行動をする。もちろんそれが必ずしも正解になるとは限りませんが限りあるプレイ時間の中で、少しでも勝つための可能性を上げることのできる武器なのです。

常識を疑わずに漫然としていると、気づいたら置いていかれます。常識を疑わない=思考停止なのです。終わってしまうのです。だってスポーツの世界は本当に進歩が速いですよ。子どもの頃に疑いもしなかった練習方法やスポーツ精神が危険だったり…。効率的な練習方法があったり、道具規定が変わり道具が劇的に進化したり、ルールが変わったり…、情報を自ら取りに行かないと、本当に自分だけが置いてけぼりになってしまいます。

ヘッドコーチでNBAを目指すマンガでもよかった

タイムリープしなくて、「選手生命を絶たれるようなケガをしてしまった元バスケ選手が、データとコーチングを武器として引っ提げて、ヘッドコーチとしてNBAを目指す」というバスケマンガでもよかったと思っています。ジャンル的には、選手目線ではなく監督目線のスポーツマンガで、ゴリゴリの戦略重視のバスケマンガかと。これだとまぁ…少年誌だとなかなか人気でなそうですよね…。

個人的にはバスケの最新事情を知りたかったので、未来(現代)のバスケと過去のバスケを両方とも知れるようでお得な気がしています。完結してしまったのは残念ですけど…。

これにて、バスケマンガの第1話にどんなメッセージが込められているか考えるシリーズは終わります。

1作目: SECOND BREAK!!

2作目:B-TRASH

3作目:つばめティップオフ!

4作目: Deep3