大学進学で上京し、サークルにも入って青春を謳歌…してるよね?ダイビングサークルとは名ばかりの飲サーじゃないよね?このマンガは…ハチャメチャ青春大学ダイビングサークルの物語である!(たぶん)

【タイトル】
ぐらんぶる
【著者】

原作:井上堅二 (Kenji Inoue)
漫画:吉岡公威 (Kimitake Yoshioka)
【出版社】

講談社
【刊行情報】

1~18巻

伊織の大学デビュー

大学進学を機に、海沿いの素敵な町に引っ越してきた北原伊織。期待を胸に抱き見た光景は、ダイビングサークルの飲み会で全裸になった男たちでした…。
さっそく伊織は飲みで3人抜きし、その適応力の高さを誇示します。遅刻しないために大学で酒盛りして、パンイチで授業ガイダンスに参加します。これは華々しい大学デビューですよね。
そして泳げないけどダイビングサークルに入るので、泳ぎを克服するところからスタートです。海の中で自然に感動してる伊織は、純粋に楽しそうなんですよね。ダイビングしているときは正統派のマンガになってます。

マネしてはいけない飲酒

ウォッカ9割&ウイスキー1割の「ウーロン茶」、アルコール度数96%のスピリタスを「蒸発する水」と呼んだりしています。登場人物たちは特殊な訓練を受けている酒のスペシャリストであり、フィクション世界の住人なので、現実で彼らのような飲み方は絶対にしてはいけません。閉じた飲み会の場であっても全裸になってはいけません。飲み会じゃない場でも全裸になってはいけません。

ヤバい妹

ぐらんぶるには、ヤバいキャラがたくさん登場します。その中で1番やばいのは、伊織の妹である栞ちゃんですかね。大学生か大人くらいしか登場しないマンガなので、中学生キャラがそもそも珍しいです。

7巻初登場
伊織の下宿先に栞ちゃんが突撃する感じで登場します。兄用に監視カメラを仕込んでいたり、兄の黒歴史である作曲ノートを持ち出したり、薬品を染み込ませたハンカチで兄を気絶させるし、殺意で兄の肩を外すし…やばいですよね。
北原家は旅館を経営しているので、その娘である栞ちゃんは、着物を着こなし、料理が上手です。
しかもPeek a Booを「形骸化した只の飲み会団体」と認識しているので、常識もちゃんと持ち合わせています。飲みサーであることをドストレートにツッコミました。
当人はブラコンを演じていて、兄のことを嫌い嫌いといっていますが、確実にブラコンです。兄が家を出て、寂しくて恋しがるかわいい妹さんです。帰る直前に見せる栞ちゃんの膨れっ面、伊織の服を引っ張るその姿の破壊力は、高すぎます。

12巻再登場
伊織がパスポートを実家に取りにいく時に再登場します。栞ちゃんは何がなんでも兄をパラオに行かさないためにパスポートを隠します。伊織が土下座して靴を舐めてでも手に入れようとする姿は、妹としては辛いのでしょうか…?いや…そういう兄として威厳のないところは散々見てきてると思うので、たぶんノーダメージだと思います。
実は栞ちゃん、作中に登場する「青春☆スプリング」という18禁エロゲー作品の「宵街きらら」にめちゃくちゃ似てます。園児にして旅館の女将で前世は妹で…というキャラです…。
兄である伊織は、妹の性格を理解し心配し、妹は兄から心配されていることにむず痒くなって…なんだかんだで兄妹愛は美しいものだということが描かれています。普段はバカアホやってる伊織ですが、妹を守るときは格好良くなるんですよね。

ダイビングのことを全く書いておりませんが、ちゃんとダイビング描写もありますので、ご安心ください。
第1話からぶっ飛んでますので、ぜひ読んで欲しいです。