【タイトル】
ゴールデンカムイ
【著者】

野田サトル (NODA SATORU)
【出版社】

集英社
【刊行情報】

1~29巻
第30巻 6月17日(金)発売予定
第31巻 7月19日(火)発売予定

野性味あるれる料理と男たち

ゴールデンカムイの初期は、狩りをして、その場で捌いて調理して、ジビエ料理の印象が強かったです。だって新鮮で、ものすごく美味しそうに見えましたね。
そして狩りといえば、二瓶鉄造ですね。猟師としてのプライドを持ち、狩りでは命を懸け、山の掟を守り、存在そのものが野生な男です。そして彼の口癖といえば、そう「勃起」ですね。

二瓶鉄造という男

村田単発銃を操る
二瓶さんが操る銃は「村田単発銃」で、名前のとおり単発、1発ずつしか弾が入らない銃です。
不便そうな銃をなぜ使っているのかというと、1発だからこそ、「1発で決めないと殺される」とヒグマとの勝負に腹が据わるのです。男の世界とか、職人のこだわり…そういう言葉でも形容できない凄みがあります。

狩りとは個性の勝負
ヒグマたちには共通する習性があっても、一匹たりとも同じ個性を持ったものはいないそうです。二瓶さんは、200匹のヒグマを狩りしていますが、一度たりとも同じ勝負は無かったと語っています。唯一無二の個性と個性との勝負、それが狩猟であり、二瓶さんの魂を勃起させます。ここでいう勃起とは、魂が震える、気持ちが高まるなどの意味が近しいものになります。

余すところなくヒグマを食す
自然への敬意、熊への敬意、猟師としてのマナーとして、熊を余すことなく食べます。ブログ主は熊肉を食べたことがないですが、ニヘイゴハンはめちゃくちゃ美味しそうに見えます。ヒグマの新鮮な心臓を焼いて食べ、小腸に血を詰めて茹でた腸詰めも食べ、とにかくワイルドなゴハンです。

エゾオオカミとの勝負
二瓶さんは、絶滅寸前のエゾオオカミとの勝負に全神経を注いでいます。狩猟犬のリュウもビクついてしまう狼の縄張りに入り、さらに警戒心を高めます。そしてその狼は、アシリパさんと杉本と一緒にいるレタラなんですよ。ゆえに、二瓶さんと杉本の戦いは避けられなくなります。二瓶さんと杉本ってどっちも死ぬイメージがなく、戦ったらどうなるのかドキドキしたものです。

実は入れ墨入りの脱獄囚
山の掟を破り、猟師の獲物を横取りする盗人を殺して、網走監獄に収監されていました。二瓶さんにとって、人を殺してはいけないという人間の掟よりも、山の掟の方が大事なんです。猟師は山の掟の上で生き、それでしか生きられないので、山で死ぬために脱獄しています。猟師としての生き様がすごく、そして二瓶さんの個性が強すぎるので、あんまり脱獄囚のイメージが無いんですよね。

15人の子どもがいる
15人のこども…!?昔は子沢山だったと聞きますが、15人はすげぇぜ二瓶さん!ただ子供と奥さんとは絶縁状態らしいです…。子沢山という要素を、谷垣ニシパは二瓶さんから継承してしまうんですね。

対人戦も強すぎる
命を懸けて狩猟しているだけあって、杉本と戦って指を切り落とされても全く動じていないですね。しっかり急所を守って反撃もするし…強すぎる!

エゾオオカミへの執念
最後の一匹であるエゾオオカミが最後に見る猟師になりたい…。これは、猟師であれば思うことなのでしょうか?いや二瓶さんだから思うことなのでしょうか?令和を生きるブログ主にはわかりません。なぜなら「保護対象だから…」と思ってしまうからです。

恐れていた女性という存在に負ける
二瓶さんは女性を恐れている発言を度々していました。その発言のとおり、最後は女性に負けましたね。レタラがエゾオオカミの最後の一匹だと思っていたら、レタラの奥さん、つまりメスのエゾオオカミが現れて、二瓶さんは首を噛まれて致命傷を負ってしまいます。望んだ戦いができ、望んだ山での死を迎える二瓶さんは、満足していましたね。

明治末期という時代柄かもしれませんが、猟師…というか二瓶さんが凄すぎますよね。女性から見てどうかは全くわかりませんが、二瓶さんは男として憧れる魅力を持っています。猟師になるつもりはないですが、二瓶さんのように「だが満足だ」と言って死ねる人生を送りたいものです。あとは…格好良く「勃起」と言えるようにもなりたいな…。

投稿者

しめさば

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