亜人ちゃんたちが、普通の人たちと暮らしていく中での苦悩を描き、それらに立ち向かい成長していきます。これがこの作品の最大の魅力なんです。個性豊かなキャラが多いですが、個人的には佐藤先生が好きです。

【タイトル】
亜人ちゃんは語りたい
【著者】
ペトス (Petos)
【出版社】
講談社
【刊行情報】
1~10
【公式スピンンオフ】

オカルトちゃんは語ヱれない
 監修:ペトス
 原作:橋本課ヱ
 漫画:本田創
 刊行:1~7巻

サキュバスの佐藤先生

 都立高校に勤める数学教師・佐藤早紀絵さんはサキュバス(淫魔)です。他者を催淫する性質を持つため、性を想起させないよう地味な格好と振る舞いをしなければなりません。ゆえに学校では上下ジャージで、地味メガネを装着しています。でも…めっっっっちゃスタイルよくて、めっっっっちゃ美人です。
 自分が寝ている無意識下では自分の能力をコントロールできないため、寝ている他者にエロい夢をみせてしまいます。ゆえに人が密集している集合住宅では暮らせないため、緑に囲まれた田舎に暮らしてます。
 こんな能力ゆえに恋愛経験ゼロです。それが理由ではないのですが、屁理屈亜人好き教師の高橋先生に恋しゃうんです。亜人、いや佐藤先生を1人の女性として気を遣って、がっつり催淫されてることを隠す高橋先生は、素敵でおもしろいです。3巻22話「サキュバスさんは奮い立つ」で赤面しながら耐えてる高橋先生は…同じ男として尊敬します。

ちょいちょいかわいい佐藤先生

 佐藤先生は、柿ピーをおつまみにビール飲んだり、熊の人形を高橋先生にみたてて恋愛ごっこしたり、高橋先生の妄想したり、恋愛相談で夜中の3時まで宇垣さんにTELしてたり、なんかかわいいところ多いです。

伝説のプール回

 5巻33話「亜人ちゃんは泳ぎたい」34話「馬には乗ってみよ 人には添うてみよ」は、プール回なんです。高橋先生が亜人メンバーのために学校プールを貸し切るところから始まりますが、まぁこの気遣いは紳士ですよね。
 佐藤先生は高橋先生をなんとかして催淫するために悶々するおもしろい話です。恋愛経験ないから駆け引きというものを知らず、いきなり水着を高橋先生に見せる姿はヤバイです。

飲むくらいに仲は良い

 同僚だからということもありますが、高橋先生と佐藤先生は2人で飲みに行ってます。6巻41話「酒は飲んでも呑まれるな」42話「果報は寝て待て」で見れます。出来上がって楽しく話す佐藤先生がかわいいです。
 この2話で高橋先生の性癖があらわになるところが面白いです。タンクトップ姿で微笑む佐藤先生、エプロン姿で迎えてくれる佐藤先生の姿を妄想するなど、高橋先生もちゃんと男ですよね。

6巻の巻末番外編では…

 細かい事情は省きますが、佐藤先生がマチの制服を着ます。それ以上でもそれ以下でもないですが、読んでほしいです。

マチが恋のキューピッド

 マチも佐藤先生と同じように高橋先生が好きなんです。先にマチが高橋先生に告白して振られちゃいますが、この告白があったからこそ、高橋先生もマチも前に進むことができたのだと思います。
 マチが告白して、高橋先生がマチと向き合ったからこそ、高橋先生が佐藤先生とちゃんと向き合うようになったんですよ。
 それにしても佐藤先生もマチも、高橋先生のガッチリした二の腕が好きらしい。2人とも趣味が同じなんですね。

10巻で進展が…

 なんやらかんやらでデートを何回かしていて(たぶん6回目)、高橋先生の方から佐藤先生に告白します。ネタバレ申し訳ないですが、完結手前でちゃんと結ばれてよかったです。高橋先生が今まで以上に男を見せて、佐藤先生が今まで以上に幸せで、めっちゃよかった。
2人ともお幸せに!!

11巻で完結しますが、2022年秋発売予定だそうです。コミック派なので、じっくり待ちます。

まだ読んだことがない人、読んでから期間が空いている人は、第1話をお読みください。