別れで人は強くなる…いや別れるために強くなると思います。別離の物語に溢れた短編集が「さよならじゃねーよ、ばか。」です。

【タイトル】
さよならじゃねーよ、ばか。
【著者】
あきやまえんま
【出版社】
KADOKAWA
【刊行情報】
短編集のため1巻のみ

あきやまえんま短編集

友情や愛情は、終わりがあるから美しく、儚く、そして辛いものになりますよね。そして、それらに囚われ続ける人もいれば、乗り越える人もいます。同じアイドルユニットのメンバー、姉、ペットの犬、同じクラスの隣の席のオタク、狂おしいほど会いたい友達など…あきやまえんま先生の描く短編集です。

短編10本収録

1.ビジネス百合アイドル
2.美食家な吸血鬼
3.姉ちゃんはクソ野郎
4.魔法少年と使い魔お姉ちゃん
5.学園の王子と姫
6.貝塚の犬
7.オタクのことが気になるギャル
8.異世界転生した友達
9.ビジネス百合アイドルprologue
10.漫画家のことが気になるOL

今回は感想を「姉ちゃんはクソ野郎」だけに留めます。

姉ちゃんはクソ野郎

コーキが小さいころからウザかった姉が、ゾンビウイルスに感染してゾンビになってしまうんです。言葉は喋れず、噛んでくるので口輪を装着させてます。
そして、ゾンビになっても家族なので、食事はコーキが与えています。周りの友達には姉がゾンビなことを馬鹿にされ、散々姉にイジワルされてきたコーキは、ゾンビになって何も言い返せない姉に仕返しすることを考えます。
でも、どんなになってもコーキにとっては唯一の姉だということがわかり、決意を胸にとある行動をして…結末はぜひ読んで知ってほしいです。ゾンビを姉弟愛に落とし込んだすばらしい短編なんです。

投稿者

しめさば

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